作詞・作曲
琵琶 双山敦郎

cohsa shibuyaでの琵琶コンサートでの一曲
「耳なし芳一」です。
耳なし芳一は、琵琶を題材とする
最も有名な怪談であり、民話ですので、
多くの琵琶奏者の方が作曲に取り組んでいます。
私も私なりに取り組んでみました。

冒頭に曲説明があります。
演奏は3:30から

主催者の弁護士水上さんより
レビュー頂きました。

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金曜日は琵琶コンサートでした。
 
COHSAは、もちろん、こんな和のコンサートをやるようには作られていないのですが、なんだか、妙にマッチしていました。
 
六本木通りからの街の喧騒が、妙に語りに臨場感を与え、鎌倉時代の市の雑踏で弾き語りをしているような、ふしぎーな感じ。
 
最後の耳なし芳一の時に、照明を暗くしたのですが、そうすると、外の六本木通りを通る自動車のフロントランプがお客さんの影を演者の後ろに照らして、落ち武者どもがうごめいているような様子を映し出します。
 
双山敦朗さんのコンサートは、曲順から、前口上から、考え抜かれていて、まさに構成が見事。
 
一種の総合芸術である琵琶語りにおいては、このあたりの演出の妙みたいなものも含めて、作品なのだなぁと思いました。
 
ちゃんと、彼にしかできない内容にすることで、オンリーワンの味を出しているあたりが、プロでした。
 
 
逆に、ものすごいこだわりに満ちた作品にしあがってしまっていただけに、そんなに気軽に次回はいつやりますか?と言いにくいのですけど(笑)、<正直一年後くらいにほぼ再演、というのもやったらいいとおもう>
 
とはいえ、評判も良かったので、是非次回もやりたいで