ブレードランナー 
リドリースコット監督
ハリソンフォード主演

急がないと、あの未来を過ぎてしまう!

ということでブレードランナーを観直す。
2019年11月の未来のロサンゼルスという設定なので、
まぁ、もう12月なので間に合ってないといえば合ってないのですが、
その「未来」に、37年前の未来映画を観る。

これバックトゥザフューチャー2でもやりたかったのですが、
2015年10月は特に意識もなく通り過ぎてしまったので。
リベンジでしょうか(リベンジにはなってませんが笑)。

ブレードランナーの未来感って当時は斬新で(といっても観たのは公開時ではなく、中学のときですが)
未来といえば、
2001年宇宙の旅しかり、スターウォーズしかり、
無国籍で機械的で、透明でツルンとしてるイメージだったのですが、

ブレードランナーは、
アジア的で、雑多で、うすら汚い、
毛の生えた未来とでもいいましょうか。

2019年ってこんななのか!
と思ってみてたんです。

これ観直すと色々気付きがあって、
まずは昔ながらの字幕、
ビールス!
そういえば昔はウィルスではなくビールスだったなぁ。
スターウォーズも最初の字幕はフォースが「理力」でした。

そして、
中盤のシーンで、この音色は三味線じゃない。
薩摩琵琶の音と語りが、

当時はまだ琵琶弾いてなかったので気付きませんでしたが、
これ琵琶ですね。
他の音も混ざってるので聴き取りづらいのですが、
鶴田錦史先生の語りのような、と思って調べたら
半田淳子先生でした。扇の的。

未来的、退廃的のイメージに琵琶を使う、
武満徹の影響もあるんでしょうか、
琵琶は、ハリウッドのエッジな人に刺さってたのが、
嬉しいところですね。

さて、
次の、もうすぐ来てしまう未来ってなんでしょ。
ドラえもん誕生までは生きられないし笑